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また極端に忙しくなったけど、、、。
06/30/2015
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裏磐梯を歩き気分転換
07/25/2015

福島沿岸をひた走り、生まれ故郷へ

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実兄が10数年の入院生活に終止符を打つ。正直家族の介護負担も減ったであろう。とうとうお見舞いのチャンスを失い、ついにお別れのときになってしまった。忙しさにかまけた自分を責める。しかし人間はみな、生きている人のために必死なんだよな。

1)福島原発街道を走る:放射能のシーベルト表示が濃淡を示している。あえて常磐道高速をおり、一般道をひた走る。ある地帯は民家、スーパー、電気量販店の入口はすべて封印されてゴーストタウンと化していた。沿道にはパトライトをつけた車だらけ。南相馬には、その昔自分たちの工場もあり、一時期毎週のように通ったものだ。よくランチを食べに寄った店もかわいそうに廃業。自分がもっとも行きたかった、サケが遡上する請戸川の河口付近の魚屋さん。魚屋の美人奥さんはそのころ小学4年生位の女の子がいたと記憶、上がったばかりのサケを何度かおろしてもらった。今ではまったくの更地になってしまったなあ。お線香を上げようと持参したが警備員に阻まれる。本人家族が生き逃れたことだけを祈る。そのうちなんとか魚屋さんの女将さんの所在をさがしたい。

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2)松島海岸 いまでは高速がつながり、便利になったものだ。ただしなにか寂しい感じがあるのは、梅雨の曇り空のせいだけか。

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3)仙台といえば牛タン、炭火焼で夕食。いくら噛んでも噛み切れない。翌日ランチは、白石ウーメン、ずんだ餅つき。

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4)生まれ故郷の裏の川

60年以上もだが、11歳上の兄に呼ばれて、川を進んでいたら急に深みにはまり、目の前をきらきらと小魚が泳いでいたことをくっきりと覚えている。今は洪水対策か、護岸工事の矢板が打ち込まれ、川底を彫り上げる浚渫(しゅんせつ)船がフル稼働。なつかしい川は濁ったものににってしまった。もう泳げはしない。久しぶりの生まれ故郷訪問し、5歳の自分を覚えていてくれた友人がいて、嬉しかった。

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