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本格そばと米沢牛の旅

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仕事の合間ができたので、日ごろご苦労をかけている総務担当課長を連れて、短い旅に出た。北国はやはり紅葉から枯葉にかわった時期になっていた。

裏磐梯ゴールドラインから檜原湖をかすめて米沢に抜けようと試みたが、ナビはしつこく喜多方を遠回りして行けとの迂回指示。しかしこれでは50kmも遠回りになる。無視して進んだら、「冬季閉鎖」のゲート。急がば回れとはこのことだな。きけば閉鎖は10月に一回雪が降った事実によるらしい。

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今回の目的のひとつは、ガイドブックで見た、本格的なソバを味わうことにある。十割は完売になっていたので五段重ねの様々な薬味で二八そばを堪能できた。内庭も良く手入れされており風情がある。

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泊まる温泉宿は、客室が11部屋だけの極めて閑静な白布(しらぶ)温泉にある。天元台スキー場のすぐそばだ。むかしスキー部で練習にきたことがなつかしく思い出される。「源泉かけ流し」これは、温度を上げることも下げることもしないことをいう。

米沢牛は霜降り肉が有名らしい。100gで4000円もする。豪勢な食事と上品で静かな雰囲気に満足。

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翌日は快晴になり、米沢にきたからには必ず訪れる「上杉鷹山」の神社。アメリカのケネディ大統領は、彼を評して「日本でもっともすぐれた政治家」とみたらしい。「なせばなる、、」

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もうひとつ見たいところがあった。山形大工学部の前身である工業高校の由緒ある建物だ。紅葉も終わりだ。もうすぐ3mの豪雪だ。

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雪の重みから植物を守る工法はいろいろあるが、この地域はガッチリと周りを木材で囲む。金沢の兼六園とは異なる手法。取り囲む板材は毎年繰り返し使用もできる。縛る材料も縄で自然に帰る。3本または4本の板材で地面に接地させ、残りは縦横に井桁を組む。三角錐、四角錐、円錐などの空間で雪の重圧から逃れる空間で春を待つのだ。これはプラスチックの材質にはなりがたいだろうと推測。

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福島飯坂とや山形を結ぶ高速道路も開通し、アクセスは各段に便利になった。しかし紅葉を直接楽しむなら、山あいのワインディングを駆け抜けるほうが断然いいと思う。

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