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やっと「休日に休める日」がきた。
08/30/2014
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戦火のウクライナ現地からの生映像
09/11/2014

かたづけ旅行

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4月に転勤して勤務先が福島になった長男のマンション掃除に小旅行のつもりで出かけた。今回は2回目。一泊だが、最初の日は快晴で、テレビにも出たことのある福島市内の信夫山(しのぶやま)にもちょっと上り、市内を全部見渡せる頂上にも行ってみた。今回は、ソファの一変更と押し入れの中に1.8mのパイプを通して、シャツ類を取り出し易くした。8月の訪問時と比較して、整理整頓の成果はわずかに10%改善と見た。3定(定位置に、定められたものだけを、定められた数だけ)置くという週間や配慮がなされていないのかと思う。俗字雑事に時間を取られない人間がえらいんだ、みたいな彼の考えはいつ変わるのか。雑事をフルスピードで消化すると、本命業務にとても集中できることを体感させたい。

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繁華街を歩く人々を見る限り、放射能の心配は消え去ったように思える。ただ復興疔の事務所は、まだかなりの面積を占めている。復興関連で多くの人の雇用が創出されたことも事実だ。昔、工場で現役のときに、特別な薬品の流出事故が起きたことがある。酸とアルカリは混合して中和ができるが、ガラスも溶かすその薬品は、放流基準限度には希釈しか方法がなかった。半分にするためには100倍に希釈しなければならない。わずかボトル1本で大変な事故なのだ。ところが放射能は希釈さえもできない。地球の皮をはぎとることは無理なのだ。また剥ぎ取ったものは、他の場所に移動しても外部に与える影響はおとろえない。安全審査をパスしたものは稼働OKというが、それは100%ありえない。なぜか?昔の軍艦の船長は、横っ腹に魚雷を受けて轟沈する船体と共に海底に散ったと聞く。しからば安全を下す人は、自らを炉心近くにくくりつけて、玉砕する覚悟はあるのだろうか。あるはずがない。だったら「私はできません。100%なんてありません」というべきなのだ。極限状況のなか、懸命に指揮した故現場所長なら、なんというだろうか。

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